のびる天国  2016.3

先日抜けるような青空の下、
玉川上水沿いで「のびる」を採った。
エシャロットに野性の力強さをプラスしたような
春の山菜。
体中の血液がきれいになるような
スッキリとした苦味がたまらなくうまい。

そんなのびるを、娘と調子に乗ってどんどん
採取していたところ、目の前で散歩中の犬が
例のものを片足をあげて垂れ流しているのを目撃。

う・・・と思ったものの、
それも自然の摂理。
何もなかったことにして手の中ののびるを
袋の中に押し込めた。

その夜食べたのびるは、少し塩辛かった事は
いうまでもない。